卵巣腫瘍の腹腔鏡手術

卵巣は通常2cmから3cmの大きさであり、5cmから6cmを超える大きさに腫大すると手術の対象(腫瘍の性状によってはそれ以下の場合も)となります。お腹が張る、月経異常などの症状で気づかれることもありますが、無症状であることも多く、健診で偶然発見されることも珍しくありません。卵巣腫瘍の多くは良性であり、良性の卵巣腫瘍についてはほとんどの症例で腹腔鏡手術での対応が可能です。若年女性では可能な限り卵巣の正常部分を温存する手術を行います。腫瘍の内容成分(充実性腫瘍や皮様嚢腫)によっては体外に出す際に傷を一部拡大することもあります。なお、術前の画像診断で悪性が強く疑われる場合には開腹手術が選択されます。